Ａ．勢いがあったから

今週（２００８．４．２０付け）のＵＫシングルチャートでは、５週ぶりに首位に変動がありました。


先週からの、「勢いがあるのか、それとも他の曲が力尽きたことによる上昇なのか」の答えが出て、
Ｍａｄｏｎｎａ　Ｆｔ　Ｊｕｓｔｉｎ　Ｔｉｍｂｅｒｌａｋｅの「４　Ｍｉｎｕｔｅｓ」が、勢いあっての１位獲得となりました。
ここまでの上げは、予想外でした。。。
この曲では、マドンナは少し控えめに歌っている感じで、バックの音とかの主張は、すごいです。

マドンナは、世界に於ける格好いい女性アーティストですが、格好いい女性アーティスト＋Ｆｔつながりで、
Ｂｒｙａｎ　Ａｄａｍｓ　Ｆｔ　Ｍｅｌａｎｉｅ　Ｃの「Ｗｈｅｎ　Ｙｏｕ’ｒｅ　Ｇｏｎｅ」を、どうぞ。
メラニーＣ（スパイスガールズの一員）は、ＵＫに於ける格好いい女性アーティストです。


１ランクダウンで、３位のＳａｍ　Ｓｐａｒｒｏの「Ｂｌａｃｋ　＆　Ｇｏｌｄ」、
一旦下げておいて、また上がるという「空中浮遊」の続きであって欲しいのですが。。。
来週はどうなるのでしょうか。　今週もＥｓｔｅｌｌｅ（２位）を抜くことが出来なかったことが、気がかりです。


５位のＳｅｐｔｅｍｂｅｒの「Ｃｒｙ　Ｆｏｒ　Ｙｏｕ」は、先週より４ランクＵｐと、順調に上げてきました。
「Ｈａｒｄ２Ｂｅａｔ」というレコード会社ですか、Ｈ　Ｔｗｏ　Ｏ　Ｆｔ　Ｐｌａｔｎｕｍ（２４位）、Ｂａｓｓｈｕｎｔｅｒ（２６位）に続き、
いいアーティストを送り込んできますね。


そして６位には、Ｕｓｈｅｒ　Ｆｔ　Ｙｏｕｎｇ　Ｊｅｅｚｙの「Ｌｏｖｅ　Ｉｎ　Ｔｈｉｓ　Ｃｌｕｂ」、いきなり来ました。
先週より８ランクＵｐしての、Ｔｏｐ１０入りです。　今までのちょい上げが、ウソのようです。

自転車のベルの音で、ママチャリ→→チリン、チリン　シティーサイクル！？→→チン、チン、チン。
昔のちょい悪系の中高生のチャリ→→パフゥ、パフゥ、パフゥ。　（ラッパ系の音です。）

この曲のサビの辺りからは、そんなパフゥパフゥ音に似た音が聴こえてきます。
サビではない部分からは、音に、空間の広がりを感じます。　この広がりが好きです。
自分の背後にあるラッパ状のものから、パンのコロネ状のものが次々に発生してきて、それらが自分を通り越して、ゆったりと向こう側へと、空中を流れていくような感じの空間の広がりです。　
パンのコロネは、ときどき食べたくなるのですが、雲で例えた方が分かりやすいですね。

この曲は、メロディーも、アッシャーの歌声もきれいなのですが、
そのきれいさを、ドスの効いたラップが効果的に、格好よく汚しています。


７位のマライアの「Ｔｏｕｃｈ　Ｍｙ　Ｂｏdｙ」は、２ランクダウンと、あまり元気がないですね。
マドンナのように、一度下げても１位を獲得出来ることもあるので、もう少し様子見です。
アルバムチャートでは、初登場で３位です。


１０位のＫｏｏｋｓの「Ａｌｗａｙｓ　Ｗｈｅｒｅ　Ｉ　Ｎｅｅｄ　Ｔｏ　Ｂｅ」は、３ランクのダウンでしたが、
今週もＴｏｐ１０を維持しました。　アルバムチャートでは、見事に初登場で１位獲得です。


Ｌｅｏｎａ　Ｌｅｗｉｓの「Ｂｅｔｔｅｒ　Ｉｎ　Ｔｉｍｅ」は、４ランクダウンの１２位と、こちらはついにＴｏｐ１０落ちです。
しかし、アルバムチャートの方では２位と、再び上げてきました。来週の順位が楽しみです。
ビルボードチャートに於ける「Ｂｌｅｅｄｉｎｇ　Ｌｏｖｅ」の順位は、今週は１位から陥落の２位です。


１４位のＳｃｏｕｔｉｎｇ　Ｆｏｒ　Ｇｉｒｌｓの「Ｈｅａｒｔｂｅａｔ」は、５ランクＵｐと、グングン上げてきています。
あまりの勢いに、心臓がドキドキ。　　Ｔｏｐ１０入り間近で、ドキドキです。


１８位のＷｉｌｌ．Ｉ．Ａｍの「Ｈｅａｒｔｂｒｅａｋｅｒ」は、１１ランクもの大幅ＵｐでのＴｏｐ２０入りです。
この曲には、何か後を引くような不思議な魅力があります｡


２２位のＦｒａｇｍａの「Ｔｏｃａ’ｓ　Ｍｉｒａｃｌｅ　２００８」は、まさかまさかの６ランクのダウンでした｡
Ｔｏｐ１０入りもありそうな勢いで、すごく調子良さそうに見えたのですが、ショックです｡
曲名に付いている数字は、２００８年バージョンという意味です｡
７、８年前にリリースされた曲をアレンジしただけなので、飽きられた、ということでしょうか｡
この曲の歌声も好きですが、特に、バックの、弦を弾（はじ）くような音が最高です｡

この写真も「初夏バージョン｣といった感じです。


３１位のＣａｈｉｌｌ　Ｆｔ　Ｎｉｋｋｉ　Ｂｅｌｌｅの「Ｔｒｉｐｐｉｎ’Ｏｎ　Ｙｏｕ」、
こちらのダンスチューンは６ランクＵｐと、好調です。

３２位のＥｌｌｉｏｔ　Ｍｉｎｏｒの「Ｐａｒａｌｌｅｌ　Ｗｏｒｌｄｓ」は、予想された大幅な下げですが、簡単にＴｏｐ４０圏外へ落ちることはなくなりましたね｡
この曲でもＥｌｌｉｏｔ　Ｍｉｎｏｒならではのハーモニー、聴かせてくれています｡
ようやくアルバムがリリースされて、アルバムチャートの方では、初登場で６位です｡


３４位には、Ｇａｂｒｉｅｌｌａ　Ｃｉｌｍｉの「Ｓｗｅｅｔ　Ａｂｏｕｔ　Ｍｅ」が、３月２３日付けで３８位にランクインして以来の、嬉しい再登場です。
「１６歳の新人」、要チェックな、注目のアーティストです。
Ｔｏｐ４０に定着して、さらに上を目指してほしいです。


今週の初登場でお気に入りの曲は、

２５位　Ｇｏｌｄｆｒａｐｐの「Ｈａｐｐｉｎｅｓｓ」

３５位　ＭＧＭＴの「Ｔｉｍｅ　Ｔｏ　Ｐｒｅｔｅｎｄ」です。

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